腰痛や肩こり解消、背骨の柔軟性がポイントです!(NO.79)

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腰痛や肩こり解消、実は背骨の柔軟性が影響(2023年11月20日日経記事元気の処方箋)

立位体前屈で手が床にベタッとつく人は柔軟性が高く健康な体をしていると思ってはいませんか。

実は一概にそうとは言えないんです。

そもそも体前屈で床に手がつく人は体が柔らかいか?

体前屈は一般的に下半身の筋肉の柔軟性を測るための方法とされています。小学校の体育の授業で 体前屈をやった手がベタッと地面につく友達が羨ましかったです。

主に脚の後面にあるお尻からふくらはぎにある筋肉(大臀筋とハムストリングス)の柔軟性が高いほど手が床につきやすいのは確かですし、また腰痛や膝痛のリスクも低いようです。

そのため体が柔らかいとのイメージを抱く人も多いようですが、それだけではないんです。

手が床についても慢性的な腰痛や肩こりに悩まされている人がいます。それはなぜ?

手が床につく方でも 腰痛、肩こりに悩まされている人がいます。

原因は上半身つまり背骨の柔軟性の低さ(背骨のカーブ)にあることが少なくないようです。

手が床についても背骨のカーブを見てみると腰の部分もしくはその上の胸部が直線的になっているケースが意外に多いようです。腰部と胸部がそれなりに、カーブを描いている方がいいんです。

立位体前屈ではぜひとも手だけではなく背骨にも注目

要因①背骨の間でクッションの役割をする椎間板が変性している、

要因②背中や腰など上半身後面の筋肉(脊椎起立筋など)が硬かたい。

結果①背骨の動きが阻害される、→その部分が物干し竿のように直線的になる。

結果②一部分であっても周囲の筋肉や関節に負担が蓄積していくため不調につながりやすい。

 

そのため立位体前屈ではぜひとも手だけではなく背骨にも注目してほしい。

立位体前屈のチェックポイント

最後に立位体前屈のチェックポイントをお伝えする。確認する際は横から見た方が分かりやすいため写真や鏡等を利用するとよい。

下半身の場合はお尻の割れ目が始まる所の上に手を当てると仙骨という骨がある。それがほぼ水平なら脚の後面の柔軟性は十分といえる。

上半身は仙骨から首に至る背中のカーブを見る。猫が丸まった時のように一律できれいな弧を描いていれば、背骨の後面の柔軟性は十分だ。

ストレッチをして美しい立位体前屈を目指してみよう。ストレッチのやり方について遠慮なく聞いてくださいね。

参考ストレッチ  キャット ドッグ (犬猫のポーズ)

ご不明な点ありましたら、遠慮なくお問い合わせください。
 
 
 

次回は、

姿勢が変わる 人生が変わる 足指トレ

 

です。 お楽しみに!

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