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(2024/1/4日経グッディ記事 筑波大学大学院スポーツ医学専攻教授の久野譜也先生の記事の紹介です)
筋肉は身体を動かすだけでなく、最近の研究で、筋肉がホルモンを分泌することが明らかになったそうです。通常、ホルモンを分泌する臓器には脳の下垂体、膵臓、甲状腺、副腎などがありますが、筋肉もその1つです。
現在、「筋肉は人体最大の内分泌器官」と言われています。
筋肉が分泌するホルモンは、「マイオカイン」と呼ばれます。現在、30種以上のマイオカインが確認されており、筋肉の動きによって分泌され、全身にさまざまなプラスの効果をもたらしています。
筋肉から分泌されるイリシンというマイオカインは、認知機能の向上に関与する作用します。血流を介して脳に到達し、そこでBDNF(脳由来の神経栄養因子)の分泌を促し、神経細胞の作成や機能の向上に貢献します。イリシンの不足はアルツハイマー型認知症と関連しています。また、他のマイオカイン(例:IGF-1)も脳細胞を活性化させます。
筋肉と脳は相互に作用し合うことが知られており、「筋肉に脳がある」という表現もされます。
しかし、使われなくなった筋肉からは、脳にプラスに作用するホルモンの分泌が減少し、逆に認知機能低下に関与するホルモン(ヘモペキシン)が増加します。この状況は海馬に影響を与え、認知症の発症を早める可能性があります。
認知症を防ぐあるいは発症を遅らせるためには、体を動かすことが重要です。
これにはホルモンも関与しています。
マイオカインには、認知症以外の疾患を抑制する効果もあります。
●糖尿病では、インスリンの分泌が減少し、血糖値が上昇します。
マイオカインであるイリシンやIL-6は、血糖値の安定化を促進し、筋肉の再生に不可欠な幹細胞の増加を助けます。逆に、筋肉の減少は血糖値の上昇につながり、イリシンやIL-6の分泌も減少します。
●血管疾患に対して
イリシンには、血管の若返りに効果的な一酸化窒素(NO)の分泌を増やす作用もあります。NOは血管を柔軟にし、動脈硬化を予防し、高血圧や脂質異常症、心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病の予防に貢献します。
筋肉を動かすことは、がんの予防にも効果があります。
特に、大腸がんについては科学的なエビデンスがあり、運動が大腸がんの発生リスクをほぼ確実に低下させるとされています。
●大腸がんの予防効果の一因として SPARCというマイオカインが注目されています。
運動によって筋肉から分泌されるSPARCは、大腸がんの細胞を自死させる効果があることが明らかになっています。このため、筋肉を動かすことで大腸がんのリスクが減少し、発がんを回避できる可能性があります。
肌のシミやシワが少ない人の血液中にはマイオネクチンというマイオカインが豊富に含まれており、筋肉量も多いと報告されています。
体操の習慣が肌のシミやシワを減少させる効果があり、マイオカインは肌の弾力を促進するコラーゲンの産生を促すことも知られています。
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パーソナルトレーニングラボ 所沢
代表トレーナー てらいあきら
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