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40〜50代になると、股関節の違和感や痛みが増えることがあります。
これは変形性股関節症と呼ばれる病気で、加齢や日常の負荷によって股関節の軟骨がすり減り、骨が変形していく進行性の病気です。
女性の方が男性よりも3倍ほど発症率が高く、40〜50歳で発症することが多いです。
この病気は放置すると進行し、手術が必要になる場合もあります。
(「40~50代ごろから、股関節の違和感や痛みを訴え始める人が増える」、国立国際医療研究センター病院の齊藤先生)
変形性股関節症は、大きく2つになります
●「一次性」変形関節症
肥満や荷重、スポーツなどで股関節に負荷がかかることが原因
●「二次性」変形関節症
幼い頃に起こる「発育性股関節形成不全」や、生まれつき負荷がかかりやすい股関節の構造をしている「寛骨臼形成不全」によるもの、日本人女性は股関節のかぶり具合が浅く、炎症を起こしやすい形状をしている人が多いです。
股関節は、両脚と胴体をつなぐ重要な関節であり、上半身の重みを支え、立つ、座る、歩くなどの動作に重要な役割を果たします。
骨盤の「寛骨臼」というくぼみに大腿骨頭がはまる構造をしており、関節を覆う関節軟骨は衝撃を和らげるクッションや回転する動きを支えるベアリングの役割を果たします。
しかし、寛骨臼形成不全の人では、関節のかぶりが浅く、荷重がわずかな接触面に集中するため、軟骨がすり減りやすくなります。
股関節を守るには、仙骨座りのクセを改善することが重要です。
症状の悪化には女性ホルモンとの関わりも。「更年期ではエストロゲンが減少し、関節の炎症が起こりやすい。痛みが強くなったり、回復に時間がかかるケースが多く見られる」と言われています。
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パーソナルトレーニングラボ 所沢
代表トレーナー てらいあきら
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