年をとると筋肉が減ってしまう
何もしないでいると、年をとるにつれて筋肉がどんどん減ってしまいます。20代が筋肉のピークで、その後は毎年1%ずつ減っていきます。50代になると筋肉は30%減り、60代では40%も減ってしまうと言われています。
筋肉を減らさないためには?
筋肉を減らさないためには、運動がとても大切です。
例えば、ある高齢の方は、普段は杖を使ってゆっくり歩いていました。でも、スクワットを中心とした簡単な筋トレを続けた結果、3カ月後には杖なしで小走りできるようになりました。このような姿を見ると、筋トレを日常生活に取り入れるかどうかで、その後の人生が大きく変わることがわかります。80代や90代でも、簡単な筋トレを始めれば筋肉を増やすことができるのです。
筋トレといっても、ジムのマシンを使うようなハードな運動をする必要はありません。大事なのは、適度な負荷の筋トレを日常生活に無理なく組み込んで、続けることです。寝たきりを防ぎ、豊かな人生を送るために、筋トレの効果を一緒に体感していきたいものです。